【宇都宮市】
こんな症状、ございませんか?
こんな症状を感じたら、一度乳腺外来を受診されてはいかがですか?
当院の専門Drが気になる症状を含め丁寧に胸のつかえを取り除きますよ。
乳がんは、1996年に日本女性の悪性疾患罹患率(病気にかかる割合)第1位となり、現在では日本人女性の9人に1人が乳がんになる可能性があると言われております。
40代後半が最も多いとされますが、年々20代~30代の患者数も増えてきており、特に35歳以下での発生は死亡率が高く、早期の発見が非常に重要と言えます。
しかし、“しこり”を形成しない乳がんも数多く存在するため、マンモグラフィーや超音波(エコー)を用いた画像診断が必要になってきます。
当クリニックでは最新の機器を使用し、早期診断・治療を可能にしております。
乳がんの治療は多岐にわたります。
他のがんと比較して、様々な治療(ホルモン治療・抗がん剤治療・放射線治療・分子標的治療)で効果を得られます。
ただし、現段階の(ガイドラインに沿った)医療では、手術を省いた治療法では根治性を望めないとされており、手術を中心とした集学的な治療により根治を目指します。
乳がんは他のがん(胃がん・大腸がんなど)と比べ、比較的予後が良いとされていますが、小さな“がん”でも転移する危険性があり、厳重に経過を診ていく必要があります。
また、他のがんと比べて、しばらく経ってから再発するケースも見られ、術後10年間の観察は必要となります(他のがんは5年間)。
患者さんの多くは、乳房痛を自覚して乳腺科の門を叩きます。
女性の約7割が一生のうちに一度は乳房痛を自覚すると言われておりますが、その大半は乳がんと関連性を持ちません。
多くは乳腺症をはじめとした良性疾患であり、心配ないことが多いです。
その他の良性疾患には、嚢(のう)胞症・乳腺炎・線維腺種などが挙げられますが、これらも基本的に乳がんとの関連性はありません。
ただし、乳管内乳頭腫や線維腺腫との鑑別が難しい葉状腫瘍などの疾患は悪性化(がん化)することもあるため、正しい診断の上、適切な経過観察や状況に応じて外科的切除が必要と言えます。