© かんけクリニック All rights reserved.

みんなの質問コーナー 症状・検査

Q.乳がんの時は、どのような症状が出現しますか?

A.一般的には、しこりなどから発見されるケースが多いです。 一般的に多いと言われる症状は、①しこり②皮膚のひきつれ・くぼみ③発赤④乳頭からの分泌物などが挙げられます。①は代表的な所見ですよね。ただし、しこりの大きさやしこりのできた位置によって、しこりを自覚できるケースとできないケースがありますので気を付けてください。②③は①に伴う症状と考えられます。一部のがんは、周囲の組織を巻き込む習性があるため、このような症状が出現する場合があります。もちろん、乳腺炎なども鑑別診断に挙げられますので、がんと決めつけず、一度専門のDrに聞いていただければ安心できるのではないでしょうか?④は、早期の乳がんなどで時折認められる症状の一つです。分泌物にもいろいろありますが、一般に赤いもの・黒いもの・茶色のものなどは精密検査を受けた方が良いと考えます。逆に、透明なもの・ミルク様のもの・黄色のものなどは心配ないことが多いです。しかし、まれに例外も存在しますので、今まで認めなかった症状が出現した場合は、やはりその時にDrの診断を仰いでいただけたら幸いです。 また、全く症状が無く、マンモグラフィ(MMG)や超音波でしか判別できないがんも非常に増えています。自己触診はもちろん大切ですが、定期的にMMG・超音波を含めた画像検査を受けることをお勧めします。

Q.数か月前から胸に痛みを感じます。良くなったり悪くなったりの繰り返しです。一度、病院に行ったほうがいいでしょうか?

A.心配ないケースとは思いますが、一度乳腺科を受診することが良いかと考えます。 乳房痛は、よくある症状の一つです。ご質問のケースは、良くなったり悪くなったりを繰り返していることから、月経周期に伴う女性ホルモンの量に依存しているのではないでしょうか?発赤・腫脹などを伴わう場合は乳腺炎などの可能性もあり、自然には軽快しないことが多いので気を付けてください。また、がんには周囲組織を巻き込む習性のものがあり、痛みを伴うこともあります。詳しい検査をしてみないと分からないケースがあるので、一度乳腺科の先生にご相談してみてはいかがでしょうか?直接聞いていただければ安心させてあげられると思います。

Q.数日前、下着に白い分泌物が付着していました。その後、自分で乳房を押すと透明な液が出てきます。悪い病気でしょうか?

A.心配ないと思います。 乳頭分泌物には、様々なものがあります。白い(乳汁様)ものや透明なものは、がんとは関連がないことが多いと言われています。原因には、薬の副作用によるものや生理的なホルモン異常によるものなどが考えられます。少量であれば、正常な方でも認められることがあるため心配いらないと考えます。ただし、赤い(血液様)ものや黒いもの、茶色のものは積極的な検査が必要と考えます。これらのものは血液が混じっている可能性が高く、乳管などに腫瘍性の病変が存在していることがあるからです。 経過を診て症状が変化するようであれば、お気軽にご相談ください。

Q.乳がん検診を受けて、マンモグラフィーと超音波を受けました。異常がないと言われましたが安心してよいのでしょうか?

A.ほぼ心配ないと思います。 かつて、乳がん検診と言えば、触診のみの検診が主体でした。その頃に比較して、マンモグラフィーに加え超音波検査を受ければ、触診で分からないような癌も発見できるようになりました。マンモグラフィーと超音波はそれぞれがメリットとデメリットを持っていて、互いが互いをカバーしあっている検査とも言えます。ですから、これら二つの検査に加え触診を受けておけば、よっぽどのことが無い限り、現時点での大きな心配はないと言えると思います。しかし、乳がんは非常に多く、増えてきているため、いつ何時、自分が乳がんになるかも分かりません。 一年に一度は乳がん検診を受け、その時点で自分が乳がんでないことを証明し安心して日常生活を営むこと、たとえ乳がんが見つかったとしても早期で見つかったために完治できる可能性が高まること、この二つの観点から適切な乳がん検診を適切な間隔で受診されることをお勧めします。

院長紹介

菅家 透(かんけ とおる) 私はS54に『菅家外科医院』を開業し、H14から『かんけクリニック』に改め、30数年にわたり地…

医師紹介

副院長 菅家 大介(かんけ だいすけ) 皆さん、こんにちは。乳腺科担当の菅家大介です。 情報社会の現代は、ちょっとネット…

乳がん・乳腺について

乳がん・乳腺について

乳がんについて乳がんは、1996年に日本女性の悪性疾患罹患率(病気にかかる割合)第1位となり、現在では日本人女性の12~14人に1人が乳がん…

ページ上部へ戻る